菅首相、予算委デビュー「押されちゃった」の声 学術会議問題でメモや耳打ちたびたび 

2020年11月2日 22時09分
衆院予算委で質問書類を手に助言を受ける菅首相(左)

衆院予算委で質問書類を手に助言を受ける菅首相(左)

  • 衆院予算委で質問書類を手に助言を受ける菅首相(左)
 菅義偉首相は2日、就任後初めて予算委の審議に臨んだ。用意した答弁書を読み上げる本会議の代表質問とは異なり、1問1答形式。野党との質疑では、すぐに答えられなかったり、険しい表情を浮かべたりする場面があった。
 日本学術会議の会員任命拒否問題を巡り、立憲民主党の今井雅人氏は経緯や理由を説明するよう繰り返し追及。首相は「人事に関する答えは差し控える」などと、これまで同様の説明を重ねたが、秘書官からたびたびメモの差し入れや耳打ちを受けたり「先ほど申し上げた通り」と短く切り上げたりした。野党席からは「操り人形か」「答弁拒否だ」など挑発的なヤジが飛んだ。

◆向いてない?

 委員会は予告なしの質問が多く、実務型の首相は一対一の討論に向いていないとの見方もある。自民党からは「首相は誠心誠意の答弁に努めた」(野田聖子幹事長代行)との評価の一方で「押されちゃっている」(閣僚経験者)と今後の論戦を不安視する声も漏れた。(生島章弘)

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