王位戦封じ手オークションの2100万円、木村九段から日赤に

2020年11月4日 17時18分

目録を大野博敬副局長(左)に渡す木村一基九段

 将棋の木村一基九段(47)が4日、東京都港区の日本赤十字社を訪れ、第61期王位戦7番勝負(東京新聞主催)で使用された封じ手のチャリティーオークションで得られた義援金2126万3870円の目録を、同社事業局の大野博敬副局長に手渡した。
 王位戦7番勝負の最中に九州を中心とした令和2年7月豪雨災害の発生を受け、当時王位だった木村九段が第2局から4局でチャリティー用に封じ手を1通多く作成することを提案。挑戦者の藤井聡太棋聖(18)=その後、王位を獲得=のほか関係者も賛同した。計3通が日本将棋連盟を通じてオークションにかけられ、その収益から手数料を引いた全額を充てた。
 木村九段は「棋士は将棋を指すだけで、できることがあまりありません。被災された皆さんが元の生活に戻っていただけるように願っています」と語り、一刻も早い復興を祈った。

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