横浜・住民投票求め署名15万人超 カジノ誘致、林市長は反対多数なら誘致撤回へ 

2020年11月5日 05時50分

カジノ誘致の賛否を問う住民投票実現のため署名する市民ら=横浜市中区で

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜市への誘致の賛否を問う住民投票を目指す市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」は4日、9月に始めた署名活動を終えた。最終日の4日正午時点で15万6千人余の署名を集め、住民投票条例制定の直接請求に必要な約6万2500人分の2倍以上となった。
 同会は署名した人の居住区ごとに署名を分け、13日に各区の選挙管理委員会に提出する。共同代表を務める小林節・慶応大名誉教授は「賛否はわれわれが決めるべきだという主張が市民に理解され、ほっとしている」と振り返った。
 署名提出を受けて市は、有効署名が約6万2500人分以上あるかを審査し、必要数を確認できれば、林文子市長が市議会に住民投票条例案を提出する。市議会が住民投票条例案を可決すれば、60日以内に住民投票が行われる。林市長は住民投票が実現し、反対が多数となったら誘致を撤回する考えを示している。
 一方、誘致に反対し、林市長のリコール(解職請求)を目指す政治団体「一人から始めるリコール運動」は12月5日まで署名集めを続ける。(丸山耀平)

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