「逃げ口上ばかり」NEXCO東日本の説明に住民の不満続出、調布の道路陥没

2020年11月6日 22時41分
説明会の会場に入る住民ら=11月6日午後6時55分、東京都調布市で

説明会の会場に入る住民ら=11月6日午後6時55分、東京都調布市で

  • 説明会の会場に入る住民ら=11月6日午後6時55分、東京都調布市で
  • NEXCO東日本などによる住民説明会が開かれている会場=11月6日午後8時18分、東京都調布市で
 東京外かく環状道路のトンネル工事が進む東京都調布市で市道が陥没し、地中に空洞も見つかった問題で、NEXCO東日本などが6日夜、調布市内で周辺住民向けの説明会を初めて開いた。報道陣には非公開で住民約90人が参加。1時間半の予定だったが、質問が相次ぎ2時間に延びた。7日午後も開催する。
 参加者によると、NEXCO東日本の担当者が工事概要を説明した。陥没と工事の因果関係について具体的な言及はなかったという。
 近所に住む小寺淑子さん(78)は「私の家でも地面がドサッと落ちるのではないかと心配している。このまま工事を続けるのか現実的な説明を聞きたかったが、逃げ口上ばかりで納得できる答えはなかった」不満そうにと話した。
 NEXCO東日本の担当者は取材に「原因を究明中だが、何が起きているのかを分かりやすく説明しようとこの場を設けた」と話した。
 市道の陥没は10月18日に起き、調布市東つつじケ丘2の住宅街に幅5メートル、長さ3メートル、深さ5メートルほどの穴が開いた。さらに11月2日、陥没現場から10数メートル離れた地中で長さ約30メートル、幅約4メートル、高さ約3メートルの空洞が見つかった。
 陥没現場や空洞の地下では外環道のトンネル工事が進められており、9~10月には地盤を掘り進むシールドマシンが通過した。陥没後に、工事は中断している。(加藤健太)

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