海洋放出「姿勢は一貫」 知事、風評対策重ねて求める

2020年11月7日 08時05分
 大井川和彦知事は六日の記者会見で、東京電力福島第一原発に大量保管されている放射性物質のトリチウムが残る処理済み汚染水の処分方法を巡り、政府が海洋放出の方針を決める際には検討経過の説明と風評被害対策が重要だとあらためて指摘し、「その方向で国が対応するなら当然理解する。そのスタンスは変わっていない」と述べた。
 知事は当初、処理済み汚染水の処分方法について、漁業関係者らとともに「容認できない」と表明していたが、十月二十二日の会見では政府の十分な対応を条件として「(海洋放出を)容認することも十分視野に入ってくる」と発言。これを受けて共産党県委員会の議員団は二十六日、知事が「態度を一変」させたことは「県民への裏切り」だと抗議し、撤回するよう申し入れていた。
 共産の抗議に、知事は「私としては一貫した姿勢でやっている」と反論。二十二日の発言は方針を変えたものではないのかと問われると、「ありません」と強調した。(宮尾幹成)

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