トランプ氏あくまで抵抗 複数州で訴訟却下にイライラ…参謀はコロナ感染<アメリカ大統領選>

2020年11月8日 02時35分
2日、米ミシガン州で、新型コロナウイルスの陽性が6日に報じられたメドウズ米大統領首席補佐官(右)と一緒に歩くトランプ大統領(左)、ペンス副大統領=AP

2日、米ミシガン州で、新型コロナウイルスの陽性が6日に報じられたメドウズ米大統領首席補佐官(右)と一緒に歩くトランプ大統領(左)、ペンス副大統領=AP

  • 2日、米ミシガン州で、新型コロナウイルスの陽性が6日に報じられたメドウズ米大統領首席補佐官(右)と一緒に歩くトランプ大統領(左)、ペンス副大統領=AP
 【ワシントン=金杉貴雄】米大統領選で共和党のトランプ大統領は、民主党のバイデン前副大統領の勝利が確実になっても、あくまで敗北を認めずに抵抗する構えだ。ただ、法的措置が思ったように効果を発揮していない現状にいら立っているという。

◆「敗北宣言準備していない」

 複数の米メディアによると、トランプ氏は敗北宣言の準備をしておらず、バイデン氏が選挙人の過半数を獲得しても敗北を認める考えはないという。トランプ氏はこれまで、バイデン氏を「史上最悪の大統領候補」と呼び、同氏に負けることは屈辱だとの考えを示している。
 また、現職大統領が選挙で敗北したのは第2次大戦後に3人だけだ。負ければ4人目の不名誉となることもあり、郵便投票を不正の温床と主張し、各州で訴訟を起こし争う構え。既に多数の訴えを起こしているが、複数の訴訟が却下されている。
 トランプ氏はツイッターに「集計を止めろ!」と書き込んだが、実際には東部ペンシルベニア州や南部ジョージア州などで集計は続き、リードを逆転された。
 トランプ氏は、自らの法務チームが法廷で効果的な闘いを展開できていないと不満を漏らしている。さらに、郵便投票について「なぜほかの共和党員が同じように主張しないのか」といらだっているという。
 米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏は自らの顧問と、選挙での敗北と、それをどう扱うか協議したという。そんな中、参謀役のメドウズ大統領首席補佐官の新型コロナウイルス感染が判明。苦しい展開に追い打ちをかけている。

PR情報

国際の新着

記事一覧