品川区民の署名2万3000人分を提出 羽田新ルートの是非問う住民投票の実現目指す 「区民投票を成功させる会」

2020年11月9日 19時13分

羽田空港新飛行ルートの是非を問う住民投票を求め、署名を提出する住民ら(右側)=9日、品川区役所で

 

◆「署名の大半が新ルートに反対」

 都心上空を低空で飛ぶ羽田空港の新飛行ルートの是非を問うため、東京都品川区の住民有志による「区民投票を成功させる会」が9日、住民投票条例の制定を求める約2万3000人分の署名を区選挙管理委員会に提出した。条例制定の直接請求に必要な約6800人分の3倍以上が集まった。
 区選管で有効な署名と確認されれば、浜野健区長が12月中にも区議会に条例案を提出する。区議会で可決されれば、来春ごろに住民投票が実施される。
 署名集めは10月4日から1カ月間。応じた区民の大半が新飛行ルートに反対していたという。

◆「国交省は説明しただけで賛否聞いていない」

 署名活動をした同会の鈴木雄二さんは「国土交通省は『十分な説明をして理解してもらった』と言うが、説明しただけで賛否を聞いていない。賛否をはっきりさせたい」と話した。
 羽田空港の新ルートは、便数を増やすために今年3月末から始まり、南風の時の午後3~7時に利用されている。品川区では、高度300メートル前後の低空飛行になっている。(宮本隆康)

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