ハリス氏のルーツ、インドも祝福 アメリカ初の女性副大統領就任へ

2020年11月10日 10時21分

8日、インド・チェンナイで、米国初の女性副大統領に就任することになったハリス上院議員の写真を掲げる子どもたち=AP

 【バンコク=岩崎健太朗】米国で初の女性副大統領に就任することになったカマラ・ハリス上院議員について、母方のルーツとなるインドでは「インドの誇りだ」と喜びの声が上がっている。モディ首相もツイッターで、バイデン氏への祝福メッセージとは別に「あなたの成功は画期的だ。力強い米印関係は、あなたの支援とリーダーシップでさらに強固になると確信している」と投稿した。
 地元メディアによると、ハリス氏の母方の祖父が暮らした南部タミルナド州の村では、ハリス氏のポスターを掲げた村人が集まり、爆竹を鳴らして祝福。村の寺院では副大統領候補の指名を受けて以降、祈りが続けられたといい、村長は「彼女の勝利は、村の子どもたちのモチベーションを高めてくれるだろう」と語った。

◆モディ政権は人権重視の民主党政権に警戒も

 祖父は官僚を40年以上務め、ハリス氏は村を訪れた際に政府の統治の仕組みなどをよく尋ねていたという。ニューデリーに住む叔父ゴパラン・バラチャンドランさんは「好奇心が強く、質問をためらうことがなかった。彼女の仕事を見守りたい」と期待した。
 ただ、ヒンズー至上主義を推進するモディ政権は、人権問題を重視する民主党の姿勢に警戒感もある。またハリス氏は、パキスタンと争いのあるカシミール問題でモディ政権の対応に否定的なため、一部のメディアは「注視が必要だ」と論じた。

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