茨城県で過去最多の20人感染 土浦市桜町の飲食店でクラスター、対策ステージを引き上げ

2020年11月11日 21時15分

茨城県庁

 茨城県は11日、新型コロナウイルスの感染対策を「ステージ2」から「ステージ3」に一段階引き上げた。この日の新たな感染者は20人で、過去最多を更新したため。土浦市の「夜の街」の飲食店2店でクラスター(感染者集団)の発生も確認された。ただ、県民に外出自粛や店舗の休業などは要請しない。大井川和彦知事が県庁で臨時記者会見を開き、発表した。(出来田敬司)
 ステージ3になるのは、9月8日にステージ2に引き下げて以来、約2カ月ぶり。新規感染者の20人は4月1日発表の18人を上回り、1日分として過去最多になった。
 ステージの判断指標となる過去1週間(5~11日)の新規感染者数は、前週(10月29~11月4日)の2・5倍と急増。もう1つの指標となる都内の経路不明の陽性者数も大きく増えている。一方、重症者の病床の稼働率や濃厚接触以外の感染者は比較的抑えられていることなどから、ステージ3と判断した。
 県は、密を避けるため年末年始の休みを分散して取得するよう推奨。都内への移動や滞在の際は引き続き感染症対策を徹底するよう呼び掛けた。
 また大井川知事は、土浦市桜町1の飲食店「パブHEAT」「パブHEAT2」で、計10人のクラスターが発生したと発表。一定の感染防止策を取った店が登録され、感染者が発生した場合に通知する県独自のシステム「いばらきアマビエちゃん」の登録店ではなかった。
 大井川知事は「感染拡大が止まらない場合は、外出自粛や休業要請などをお願いすることもある。事業者には、アマビエちゃんの登録をお願いしたい。県民には登録店を利用してほしい」とあらためて訴えた。

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