漆黒に映える「床もみじ」 桐生の宝徳寺で中旬見頃

2020年11月12日 07時50分

宝徳寺の「床もみじ」。下半分は床に映り込んだ景色=桐生市で

 桐生市川内町の宝徳(ほうとく)寺で、モミジの紅葉が床板に映り込む「床(ゆか)もみじ」がもうすぐ見頃を迎える。周辺の山々とともに、赤色や黄色が一面に映える幻想的な世界を堪能できる。
 紅葉を映し出すのは同寺本堂(方丈)にある二十八畳の板の間。磨かれた漆黒はまるで鏡のよう。境内にある百本以上あるモミジと遠方に広がる山々の色づきが美しい。
 京都の実相院などが有名な床もみじだが、関東では希少。同寺では五年ほど前から一般公開を始め、今では首都圏一円から数万人の観光客が集まる人気スポットになった。
 宝徳寺は室町時代の宝徳年間(一四五〇年ごろ)に創建された禅寺。三十二代の金子英宗住職(54)は「一番の見頃は今月中旬から下旬。晩秋のひとときをお楽しみください」と話す。
 十三日までは拝観時間午前九時〜午後四時。十四日〜二十九日は午前十時〜午後四時。拝観料あり。問い合わせは同寺=電0277(65)9165=へ。(梅村武史)

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