首席補佐官に側近起用 バイデン氏が新政権人事で

2020年11月12日 18時40分
 【ワシントン=金杉貴雄】米大統領選で勝利した民主党のバイデン前副大統領は11日、新政権の大統領首席補佐官に長年の側近ロン・クレイン氏を起用することを発表した。ホワイトハウスを統括する重要ポストが決まったことで、バイデン氏の新政権人事が加速しそうだ。

2014年11月、ワシントンで、米国のバイデン副大統領(右、肩書は当時)とロン・クレイン氏=ロイター・共同

 クレイン氏は、バイデン氏がオバマ前政権の副大統領だった当時の初代首席補佐官で、リーマン・ショック後の景気対策に取り組んだほか、エボラ出血熱対応の統括調整官も務めた。バイデン氏の過去3回の大統領選挑戦でも顧問として支えている。
 新型コロナ対応をにらんだ人事と指摘されており、バイデン氏は声明で、クレイン氏について「危機に立ち向かい米国を再び結束させるため、豊富な経験とあらゆる政治的背景の人々と協力する能力を持つ」と評価した。
 バイデン氏は11日も前日の欧州各首脳に続き、オーストラリアのモリソン首相、菅義偉首相、韓国の文在寅大統領と相次いで電話で協議した。

◆ジョージア州では手作業で再集計

 一方、大統領選で結果が確定していない南部ジョージア州は11日、全投票を手作業で再集計すると発表した。開票率は100%に近い状態で、同州もバイデン氏が約1万4000票リードしている。
 共和党のトランプ大統領はこの日もツイッターで、東部ペンシルベニア州などの投票で不正があり、実際には自らが勝利したとの主張を繰り返した。

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