<国際編>台湾のリーダー、蔡英文さん再選

2020年1月29日 02時00分

再選し、集まった支持者にこたえる民進党の蔡英文総統(中)=11日、台北市で(共同)

 台湾(たいわん)で11日、政治(せいじ)のリーダーの「総統(そうとう)」を決める選挙がありました。今の政権(せいけん)を握(にぎ)る与党(よとう)、民主進歩党(みんしゅしんぽとう)(民進党(みんしんとう))の蔡英文(さいえいぶん)総統(63)が、中国と関係を深めようとする国民党(こくみんとう)の候補(こうほ)に圧勝(あっしょう)して再選(さいせん)されました。蔡総統の得票(とくひょう)数は約817万票で、1996年から行われている直接(ちょくせつ)総統選挙で史上(しじょう)最多でした。
 民進党は中国からの独立(どくりつ)も目標としていますが、蔡総統は今の状態(じょうたい)を保(たも)とうとしています。
 民進党は2018年11月、各地方の首長や議員を選ぶ統一地方選挙で年金改革(かいかく)などが不評(ふひょう)で大敗しました。しかし昨年6月から続く香港(ほんこん)のデモが影響(えいきょう)して、台湾でも中国に反感を抱(いだ)く人々が増(ふ)え、支持(しじ)を回復(かいふく)しました。
 中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席は台湾に対して香港と同じ、社会主義(しゅぎ)と資本(しほん)主義の制度(せいど)が一つの国の中に存在(そんざい)する「一国二制度」による統一の圧力(あつりょく)を強めています。

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