コロナ「急速な感染拡大の始まり」 東京都モニタリング会議で見解

2020年11月12日 19時45分

東京都庁

 東京都は12日、新たに393人の新型コロナウイルス感染者の報告があったと発表した。1日あたりの感染者数としては過去5番目の多さで、7月~8月の「第2波」に迫る水準。都内の感染状況を分析・評価する都のモニタリング会議では同日、有識者から「急速な感染拡大の始まり」との見方が示された。
 都内の感染者数が300人を超えるのは2日連続。直近7日間の1日あたり感染者数は269人で、その前の7日間と比べ約1.5倍に急増した。
 モニタリング会議では、感染状況の警戒度を最高レベルから2番目の水準に維持しつつ、表現を「感染の再拡大に警戒が必要」から「感染が拡大しつつある」に変更。大曲貴夫国際感染症センター長は感染者数が大幅に増加しているなどとして「今後の深刻な状況を厳重に警戒する必要がある」と指摘した。医療提供体制の警戒度も前週と同じ2番目とした。
 会議後、大曲氏は感染状況の警戒度を巡っては有識者メンバー内でも「意見が割れた」と説明。今回は引き上げを見送ったものの「ほとんど(最高レベルを示す)『赤』に近い」との考えを示した。
 都内の1日あたりの最多感染者数は8月1日の472人。(岡本太)

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