<経済編>高い!サンマ水揚げ過去最低

2020年1月25日 02時00分

東京都内の小売店にならぶサンマ=昨年11月

 昨年、日本でとれたサンマの量(水揚(みずあ)げ量)は、前の年のほぼ3分の1にとどまり、過去(かこ)最低だったことが分かりました。大変な不漁でサンマの値段(ねだん)ははね上がり、安くて「秋の味覚」といわれてきたサンマは、金持ちではない庶民(しょみん)には手が届(とど)きにくくなっています。
 昨年の日本のサンマ水揚げ量は、2018年に比(くら)べ66%減(へ)って、4万517トンでした。記録が残る1960年からでは、これまで最低だった69年の約5万2000トンよりも少なく、半世紀(はんせいき)ぶりに過去最低を更新(こうしん)しました。
 このところ日本のサンマ漁は不漁が続いています。日本の近くで海水の温度が上がり、冷たい水が好きなサンマの多くが来なくなったのが原因(げんいん)とみられます。台湾(たいわん)や中国の漁船によるサンマ漁がさかんになり、サンマの取り過(す)ぎを心配する声も出ています。

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