<社会編>噴火続く西之島に新たな火口

2020年1月8日 02時00分

新たな火口から溶岩が海に流れこむ西之島=2019年12月(海上保安庁提供)

 東京・小笠原諸島(おがさわらしょとう)の西之島(にしのしま)に、新たな火口ができて、溶岩(ようがん)が海まで達していることを、上空から観測(かんそく)した海上保安庁(かいじょうほあんちょう)の観測機が確認(かくにん)しました。
 海上保安庁と気象庁(きしょうちょう)は、活発な噴火(ふんか)活動が続いているとして、噴石(ふんせき)や溶岩流への警戒範囲(けいかいはんい)を、これまでの山頂(さんちょう)を中心とした半径1.5キロから、2.5キロに拡大(かくだい)し、付近を通る船に注意を呼(よ)び掛(か)けています。
 新たな火口は山頂の北側で、以前からある東側の火口からも、溶岩の流出が続いていました。山頂の火口からは、数秒間隔(かんかく)で上空約300メートルまで噴煙(ふんえん)と噴石が上がっていました。
 海上保安庁の観測機に同乗した、東京工業大学火山流体研究センターの野上健治教授(のがみけんじきょうじゅ)は、陸地が28ヘクタール広がった2017年の噴火活動と比(くら)べ「同程度(どうていど)以上の可能性(かのうせい)が高い」との見方をしています。

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