楽しんで元パラ選手らと交流 練馬の中学、車いすバスケ体験会

2020年11月15日 07時30分

車いすバスケのミニゲームを楽しむ生徒ら(64語学奉仕団のレガシーを伝える会提供)

 元パラリンピック選手らによる車いすバスケットボールの体験会が十四日、練馬区立谷原中学(大槻亨校長)で行われた。同校バスケ部と陸上部の一〜三年生の約五十人が参加。生徒自ら初めての車いすバスケを体験。楽しみながら、障害のある選手たちと交流した。 (臼井康兆)
 一九六四年東京パラリンピックの通訳ボランティアらでつくる一般社団法人「64語学奉仕団のレガシーを伝える会」と、NPO法人「パラキャン」が運営に協力し、講師として二〇〇〇年シドニー・パラリンピックに出場した石原正治(まさはる)さん(48)、車いすテニスなどでも活躍する高橋剛志(つよし)さん(36)が参加した。

高橋選手(左)と石原選手=いずれも練馬区立谷原中で

 二選手は車いすの敏しょうな動きや、強い腕の力を生かしたボールさばきを披露。生徒らもミニゲームに挑戦し、初めての車いすの操作に苦労しながら、パスやゴールが決まると歓声を上げていた。
 二選手は足が不自由になった経緯なども語り、「車いすでも、普段の生活で困ることはほとんどない」「できないことを数えるよりも、できることを数えよう」と呼び掛けた。
 バスケ部二年の若杉晴(はる)君(14)は「車いすバスケは最初は難しかったが、得意なパスがいつも通りにできるようになった。車いす独特のスピード感が楽しかった」とニッコリ。
 陸上部二年の興津花(おきつはな)さん(14)は「車いすの人はかわいそうと思っていたが、全然違う。いろんな所へ行けて自由だと分かった。目の悪い人がメガネを掛けるのと変わりない」と話していた。

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