芸術家による古民家活用 始動4人が作品披露 藤岡・鬼石地区できょうまで

2020年11月15日 07時53分

古民家を会場に作品制作する参加者=いずれも藤岡市で

 藤岡市鬼石地区の古民家を、若手芸術家らが滞在しながら制作するアーティスト・イン・レジデンス(AIR)や地域交流の場として活用する取り組みが始まった。同市で活動する地域おこし協力隊の星野潤さん(38)が中心になって呼び掛け、今月から近県の作家四人が活動している。十四日から作品展示し、十五日まで会場をお披露目する。 (石井宏昌)
 拠点になる民家は同市譲原にある築約七十年の養蚕農家。星野さんが取得手続き中で、今春から知人らと改修している。協力隊の任期後、地域と旅行者が交流できる民泊施設として運営を計画したが、新型コロナウイルスの影響で先行きが見通せず修正。AIRや体験型の催し、子ども向けイベントなど幅広い活動の場として活用する考えだ。
 滞在中の作家は星野さんの友人や知人で、創作もシルクスクリーンやキャンドルアート、人形制作や空間アートなど多彩。星野さんらが昨秋から同地区で開いている音楽イベント「鬼ROCK」に協力した経緯もあって参加した。
 滞在している埼玉県日高市の平塚直登さん(43)は「昔ながらの街並みや古民家の雰囲気が良い」。パートナーの小島知恵さん(33)は「作家同士で刺激し合って、コラボが生まれるなど楽しい」と手応えを明かす。

交流の場として活用される古民家

 星野さんは「まだ改修は必要だが、中長期的には民泊の許可も取り、移住希望者の体験滞在や地域の営みを住民とともに楽しめるような場にしたい」と話す。
 利用などの問い合わせは星野さんのメール=yasaikeikaku@gmail.com=へ。

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