「所有者に対し大変申し訳ない」 2作家の6作品紛失で山本・前橋市長が陳謝

2020年11月16日 07時49分
 前橋市の山本龍市長は十三日の定例記者会見で、市の美術館「アーツ前橋」が高崎市出身の作家二人の遺族から預かった作品計六点を紛失した問題に触れ「作品の所有者に対して大変申し訳ない思い。心からおわびします」と陳謝した。
 前橋市では二〇一六年にも、教育委員会がその後に国重要文化財になった明治期の大型迎賓館「臨江閣」(同市)の棟札(むなふだ)を三枚紛失したことが発覚。紛失は一九九六〜九七年ごろとされ、アーツ前橋の紛失と同じように把握直後に公表しなかった。
 同種の紛失を繰り返して過去の教訓が生かされていないとの指摘に、山本市長は「その通りで、大きく反省している」と述べた。
 アーツ前橋が紛失したのは、故人作家二人の木版画四点と書二点。山本市長は紛失を把握直後に公表しなかったことに「四月十九日に事案を把握し、紛失を前提に調査していた。十二月議会などで報告するべきものと判断していた」と釈明した。 (市川勘太郎)

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