渋谷区の路上で高齢女性死亡、路上生活者か 防犯カメラに頭を殴る男 

2020年11月17日 06時40分

女性が殴られ死亡した現場=16日午後0時12分、東京都渋谷区で

 16日午前5時5分ごろ、東京都渋谷区幡ケ谷2の路上で、通行人から「女性が倒れている」と警視庁代々木署に通報があった。女性は通り掛かった50~60代の男に頭を殴られたとみられ、救急搬送されたが、約1時間後に病院で死亡が確認された。同庁は女性の身元を調べるとともに、傷害致死事件として男の行方を追っている。

◆所持金8円

 同庁や捜査関係者によると女性は60代くらいで、路上生活者とみられる。あおむけに倒れ、頭にけがをしていた。付近の防犯カメラには午前4時ごろ、男がバス停のベンチに座っていた女性を、物が入ったポリ袋のようなもので一度殴って逃げる様子が写っていた。
 約30分前には、現場から西に約500メートルの京王線笹塚駅近くのカメラにも男が写っており、同庁は男が周辺を徘徊後、女性を襲ったとみている。女性の所持金は8円で、衣服や携帯電話、失効した免許証などを持っていた。
 近所の飲食店の社長(43)は「女性は毎日、深夜にバス停のベンチで寝て、早朝に立ち去っていた。これまでトラブルはなかった」と話した。

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