世代超え「教育」考えよう 米国発「エドキャンプ」 関東学院大生ら企画 22日、オンラインで

2020年11月17日 08時15分

エドキャンプの準備を進める宇田川さん(左)と高橋さん=横浜市金沢区で

 関東学院大(横浜市金沢区)の学生たちが二十二日、職種や世代を超えて教育をテーマに意見を交わす「エドキャンプ」を開く。新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催に切り替え、「実際に集まれない分、地域を超えて幅広い立場の人に参加してほしい」と願う。 (杉戸祐子)
 エドキャンプのエドは教育(エデュケーション)の略。二〇一〇年に米フィラデルフィアで始まり、世界各国に広まっている。国内でも、教員や教育分野の研究者をはじめ、教育に関心を持つ人たちが、普段の勤務・活動先とは別の出会いから幅広い知見を得て、日頃の教育活動に還元しようと各地で展開している。
 同大の栄養学部二年で小中学校の栄養教諭を目指す宇田川杏奈さん(19)が昨年夏、市内で開かれたエドキャンプに参加し、「幅広い分野の人脈が広がった。もっと学生が参加しやすいように、自分の大学でも開いてみたくなった」。今年六月に仲間五人と実行委員会を立ち上げた。
 新型コロナ対策でオンライン主体で準備してきた。九月の予行演習もオンラインで開催したところ、現役の教員のほか、小学生からシニア世代まで二十三人が参加し、食育や理科教育、新型コロナなどのテーマで小グループに分かれ、議論が盛り上がった。
 本番は実際に対面して交流を深める形を模索していたが、新型コロナのまん延を踏まえ、オンライン開催を決めた。プレゼンテーションと小グループによる話し合いで構成し、テーマは参加者に事前にアンケートを行って決めるという。
 宇田川さんに誘われて実行委に加わった経営学部二年高橋智香さん(20)は「教育の分野に興味はなかったが、教育を受けている側として参加したら、教える側が考えていることが分かって視野が広がった」。宇田川さんは「年齢や立場、地域にかかわらず、教育という大きなテーマを軸に知り合いを増やすチャンス。学生は就職にもきっと役立つはず」と参加を呼びかけている。
 オンライン会議システム「Zoom」を活用し、午後一〜五時。詳細や申し込みはインターネットで「Edcamp関東学院大#2」で検索。

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