<科学編>地震地図 みんなが見やすい色に  

2019年9月21日 02時00分

今の政府の地震動予測地図(左上)が色覚障害者にどう見えるかのイメージ(右上)。新しい配色でしめしたもの(左下)では危険度が見分けやすくなる(右下)

 地震(しん)の専門家(せんもんか)などでつくる政府(せいふ)の地震調査研究推進本部(じしんちょうさけんきゅうすいしんほんぶ)は、強い地震が起きる確率(かくりつ)を色分けした「全国地震動予測地図(ぜんこくじしんどうよそくちず)」を、できるだけ多くの人にとって見分けやすい色で作り直すことにしました。例えば、危険(きけん)を表す赤と緑の区別がつきにくい障害(しょうがい)のある人に配慮(はいりょ)し、緑を使わないなどのくふうをします。
 人間の目には赤、緑、青の光を感じる細胞(さいぼう)がありますが、一部がないか、働きが弱い人の場合、赤と緑、ピンクと灰色(はいいろ)など特定の組み合わせが見分けにくいことがあります。こうした人は国内に300万人以上います。
 色分けは地図のほか電車やバスの路線図、円グラフなどさまざまな情報(じょうほう)を伝えるのに使われます。見分けやすい色を使ったり、色と色の境目(さかいめ)に白や黒の線を入れたりして見やすくする取り組みが進んでいます。

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