<国際編>改正案取り下げても続くデモ

2019年9月20日 02時00分

条例改正案取り下げを表明する林鄭月娥・行政長官=香港政府のホームページから、共同

 香港政府(ほんこんせいふ)トップの林鄭月娥(りんていげつが)・行政(ぎょうせい)長官は4日、罪(つみ)を犯(おか)したとされる人を中国本土に引き渡(わた)せるようにする条例(じょうれい)の改正案を取り下げると表明しました。それまで「改正案は死んだ」と説明していましたが、取り下げるとは言いませんでした。改正案に反対してデモを行う若者(わかもの)たちに政府が譲(ゆず)ることになりました。
 香港は1997年にイギリスから中国に返還(へんかん)され、その後も「一国二制度(せいど)」で高度な自治を認(みと)められています。制度を守りたい若者たちは、自分たちで政府の代表を選ぶなど五つの目標を掲(かか)げていて「闘(たたか)いをまだ続ける」と言っています。
 若者たちの抗議(こうぎ)活動はどんどん広がり、中には警察(けいさつ)とぶつかり合う人や、授業(じゅぎょう)を受けることを拒否(きょひ)している中学生や高校生もいます。政府は市民に対話しようと呼(よ)び掛(か)けています。

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