<新型コロナ>茨城県土浦市の「夜の街」クラスターで市職員15人感染 キャバクラなどは自主休業に

2020年11月19日 06時59分

茨城県庁

 複数の店舗で新型コロナウイルスによるクラスターが発生している茨城県土浦市桜町の飲食店でつくる「桜町飲食業振興協議会」は17日、加盟するキャバクラ店など36店について、同日から月末まで自主的に休業すると発表した。同市では、桜町で会食した市職員から「飛び火」して計15人が感染するなど、市役所業務にも影響を与える事態にもなっている。
 同県では17日に過去最多の55人の感染が発表され、合計の感染者が1000人を突破した。特に土浦市桜町では、少なくとも4店でクラスターが発生。県が行う桜町の集中検査だけでも11人の感染が確認されており、大井川和彦知事は「土浦のクラスターを是が非でも抑え込む」との方針を示していた。
 町内で3店を経営する協議会の茂木加津雪さん(39)は「このまま営業を続けても、お客に不安を与えるだけ。休業中、消毒などやれることは全てやってお客を迎えたい」と説明。現状について「対岸の火事と思っていた面もあった。売り上げは半減のままで、経営に不安はあるが危機感を持たなければ」と話した。
 協議会では、地区内に240店あるとされる飲食店などにも歩調を合わせて休業するよう呼び掛ける。
 また、土浦市は17日、新たに職員14人の感染が判明し、感染者は15人になったと発表した。
 最初に感染が分かった道路管理課の40代男性と6日に桜町で会食した40、50代の男性職員5人全員が感染していた。
 この6人と同じ課や、同じ4階フロアなどで働いていた160人などをPCR検査し、17日までにほかに男女9人の職員の感染が判明した。
 市は、職員同士の会食の自粛など感染拡大防止を取り、18日は部課長を除き4階の職員を自宅待機とする。安藤真理子市長は「窓口業務を停滞させ、市民に不便をおかけして大変申し訳なく思っている」とコメントした。(林容史)

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