<生きもの編>チンパンジーの子もおやつ

2019年9月14日 02時00分

アフリカのタンザニアで、母親にだかれて植物のくきを食べるチンパンジーの子ども=松本卓也さん提供

 野生(やせい)のチンパンジーの子も、いつもの食事の他に「おやつ」を食べているようです。京都市にある総合地球環境学(そうごうちきゅうかんきょうがく)研究所の研究者、松本卓也(まつもとたくや)さんがアフリカのタンザニアで観察し発見しました。
 チンパンジーの子は8歳(さい)くらいまでお母さんと行動します。お母さんといっしょの食事では、栄養がゆたかな植物の実をもらって食べます。一方、食事と食事の間にも、お母さんとはぐれないよう気を付けながら、手近な植物のくきなどを見つけて食べていました。
 子どもは成長のため多くの栄養を取りますが、体が小さくて一度にたくさん食べられないので、おやつが必要になるのでしょう。子どもはただ親に守られ、食べ物をもらえるのを待っているだけではなく、自分でも食べる物を探(さが)して大きくなろうとしているのです。

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