環境問題や社会問題 言いたいことカレンダーに 財津さん、渋谷で作品展24日まで

2020年11月18日 07時06分

「社会を知るきっかけに」とカレンダーを作った財津さん=渋谷区で

 環境問題や社会問題について考えるメッセージを込めた来年のカレンダーを作った渋谷区のグラフィックデザイナー財津昌樹さん(78)は、過去のカレンダー作品と併せて展示する「言いたいことを言ってしまう展」を18日から、こくみん共済coopホール(同区)で開く。24日までで、入場無料。
 財津さんは1992年にリオデジャネイロで開かれた国連環境開発会議(地球サミット)を機に環境問題に関心を持ち、「本やニュースを見なくても、トイレには行きますから」と「トイレで知る・考える」カレンダーを92年版から作り始めた。以来、毎年作製し、2021年版は30作目になる。
 来年用は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)や東京五輪、人権問題などを取り上げた。3月は「呆(あき)れた人たち」と題して、東電福島第一原発事故から10年を取り上げ「稼働してはいけない理由が無数にあり 稼働して良い理由など 何一つないのに」などの文章にイラストレーターの山口マオさんの絵を添えた。
 財津さんは「現実を知ることでしか変えようがない。あなたの選択次第で世の中は変わっていくことを知ってほしい」と話した。
 来年のカレンダーは縦50センチ、横26センチ。1部1200円(税別)。問い合わせは、デザインスタジオドアーズの正田さん=電03(5358)6677=へ。(長竹祐子)

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