トランプ氏、選挙不正を否定した局長を更迭 「改ざんの証拠なし」と批判<アメリカ大統領選>

2020年11月18日 21時38分
クレブス氏(左)=2018年11月、米南部バージニア州(ロイター=共同)

クレブス氏(左)=2018年11月、米南部バージニア州(ロイター=共同)

  • クレブス氏(左)=2018年11月、米南部バージニア州(ロイター=共同)
 【ワシントン=金杉貴雄】トランプ米大統領は17日、大統領選で大掛かりな不正はなかったとの見解を示した国土安全保障省サイバー・インフラ安全局(CISA)のクレブス局長を即時更迭するとツイッターで発表した。政治的報復とみられ、「権力の乱用だ」との批判が出ている。
 サイバーセキュリティーなどを管轄するCISAは12日、選挙インフラを監視する他の各専門機関と共同で声明を発表し「投票システムによって票が失われたり、改ざんされたり、何らかのシステム侵入が生じた証拠はない」などと指摘。「米史上で最も安全な選挙だった」と評価し、「不正があった」とするトランプ氏の主張と全く異なる見解を示していた。
 トランプ氏は17日のツイッターで、声明が「極めて不正確だ」と批判。大統領選で「死亡したはずの人が投票したり、投票所で立会人が拒否されたり、数多くの不適切な行為や不正があった」との持論を展開し、クレブス氏を「直ちに更迭する」と表明した。
 トランプ氏の声明を受け、クレブス氏は「国に尽くすことができて光栄だ。私たちは正しいことをした」と投稿した。 
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