東京都、新型コロナの警戒度「最高」へ 神奈川、埼玉も新規感染者の最多更新 感染経路が多様化

2020年11月19日 06時00分
 東京都は18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに493人報告されたと発表した。1日当たりの感染者数は8月1日の472人を上回って過去最多を更新。都関係者によると、都独自に設けている感染状況の警戒度を、4段階中で最も深刻な「感染が拡大している」へ、2カ月ぶりに引き上げる方向で検討している。専門家を交えて開く19日のモニタリング会議で最終判断する。(小倉貞俊)
 神奈川県、埼玉県なども最多を更新し、全国の感染者は初めて2000人を超えた。
 都内では今月11日以降、1日当たりの新規感染者が4日連続で300人を超過。7日間平均の新規感染者数も上昇を続け、18日には、前週(11日時点)の251・6人を大幅に上回る335・0人に。悪化に歯止めがかからず、9月10日から10週連続だった2番目の警戒度「感染が拡大しつつある」から引き上げる方向となった。
 一方、8月上旬から9月中旬にかけて実施した飲食店などに対する営業時間の短縮要請については、夜の繁華街を起点に感染拡大した「第1波」「第2波」と比べ、家庭内や職場など感染経路が多様化しているため、都庁内でも「経済への打撃に見合う効果があるか不透明」(都幹部)といった慎重意見がある。
 18日の重症患者数は、前日より3人減って39人となった。都が同じく4段階で評価する医療提供体制の警戒度については、重症者数が40人前後で推移してきていることなどから、2番目に深刻な「体制強化が必要である」のまま維持する見通し。

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