マスク着用義務化や店舗閉鎖など規制強化に抗議…「密」な大規模デモに警察が放水で解散促す ドイツ・ベルリン

2020年11月19日 10時46分
18日、ドイツ・ベルリンでデモ隊に放水する警察(ロイター=共同)

18日、ドイツ・ベルリンでデモ隊に放水する警察(ロイター=共同)

  • 18日、ドイツ・ベルリンでデモ隊に放水する警察(ロイター=共同)
  • 18日、ドイツ・ベルリンで警察の放水を受けるデモ隊(ゲッティ=共同)
 【ベルリン=近藤晶】ドイツの首都ベルリン中心部で18日、新型コロナウイルス対策の法改正に抗議する大規模デモが行われた。警察は感染防止ルールが守られていないため解散を求めたが、デモ隊が応じなかったとして放水。一部で衝突が起き、警察は190人を拘束、警官9人が負傷したと明らかにした。
 地元メディアは首都で放水車が投入されるのは異例と報道。警察によると、連邦議会(下院)に近いブランデンブルク門周辺には約7000人が集まり、参加者の多くがマスクを着けず、密集した状態になっていた。デモには政府を批判する極右のほか、規制強化に抗議する市民も参加した。
 18日は連邦議会で、マスク着用義務化や店舗閉鎖などの法的根拠を明確にする法改正が審議されていた。世論調査では行動制限が感染防止につながると考える人は7割以上に上る一方、国民の権利を侵害するといった反発の声もある。
 ドイツでは11月に入り、1日当たりの新規感染者が2万人を突破。2日から飲食店の閉鎖など部分的な都市封鎖(ロックダウン)に踏み切ったが、依然として政府が行動制限の目安とする新規感染者の水準を大幅に上回っている。

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