<経済編>サンマ守ろう 国際的に漁獲制限

2019年7月30日 02時00分

港に運びこまれたサンマ=2018年9月、福島県いわき市で

 「秋の味覚」と呼(よ)ばれるサンマを取る量を制限(せいげん)する初の国際的(こくさいてき)な決まりができました。日本や中国、台湾(たいわん)、アメリカなど、北太平洋でサンマを取る八つの国・地域(ちいき)の国際会議で決定しました。
 八つの国・地域が2020年にサンマを取れる漁獲枠(ぎょかくわく)は、初めて全体で約55万6000トンに定められました。
 北太平洋のサンマは取りすぎで、この20年ほどで約3分の1に減(へ)りました。日本の漁獲量も、ここ数年で半分ほどに落ちこみ、このままでは将来(しょうらい)サンマが取れなくなるおそれが強まっています。
 ただ、今回決まった漁獲枠は18年の漁獲量約44万トンを大きく上回ります。サンマを守る効果(こうか)は小さいとされ、最近漁獲量が大幅(おおはば)に増(ふ)えている中国や台湾をふくむ国・地域別の漁獲枠を20年に話し合うことになりました。

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