レッドファイヤーズ、都2冠へ快進撃 全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント東京都大会兼フィールドフォース・トーナメント

2020年11月20日 07時04分
 準々決勝の4試合を15日に、東京・世田谷区の都営駒沢野球場で行い、レッドファイヤーズなどベスト4が出そろった。準決勝、決勝は22日、駒沢硬式野球場で行われる。 (竹下陽二)

◆レッドファイヤーズ、自慢の打線爆発

恐怖の6番打者。体は小さいがセンス抜群の内藤

 レッドファイヤーズの自慢の打線が爆発した。
 初回、いきなりの3連打で無死満塁。内野ゴロの間にまず1点。スクイズで2点を入れた後、6番の内藤匠海が左越えの適時二塁打で3点目。3回に1点を追加した後、4回には中川陽輝の右越え適時三塁打などで3点を追加し、リードを広げた。
 昨秋の新人戦を制覇したレッドファイヤーズは、優勝候補の最右翼。エースで4番の島田爽介がチームの大黒柱。この日は、4回被安打1、無失点の快投。しかし、島田だけじゃない。目立ったのが、小柄ながら初回の特大適時打など3安打の活躍を見せた5年生の内藤。とにかく、走攻守そろった、センスの固まり。西田繁監督は「一番、バットを振っている。それが、試合に出た」とニンマリ。内藤は「打席ではヒットを打つことしかない考えていない。パワーには自信はない」と謙虚なひと言。コロナ渦で全国大会は消滅したが、「この大会で一番になりたい。選手はその一心でプレーしている。プレーに気持ちがこもっている」と西田監督。優勝へ、レッドファイヤーズが燃えている。

◆深川G、苦し勝った 延長8回辛勝

球速自己最速117キロをマークした深川ジャイアンツの古畑

 優勝候補の一角、深川ジャイアンツA(江東)が苦しみ抜いて準決勝に進出だ。
 0−0で迎えた6回表、南大沢オークス少年野球部(八王子)に1点を先行されてしまった深川。序盤戦では、良い当たりが、野手の正面をついたりと不運も重なったが、いよいよ暗雲が垂れ込めた。しかし、先行されて逆に底力が出た。
 その裏、小久保成逢が左越えの同点弾。これで試合は振り出し。同点のまま7回を終え、無死一、二塁開始のタイブレークに突入。
 8回裏1死満塁で3番・古畑雄大が決勝犠飛を打ち上げた。「せめて、犠牲フライと思って打席に立った。ベンチから、フツーに打てと言われたので、フツーに打ちました」と涼しい顔。古畑は、投げても先発して5イニング被安打のゼロ封。電光掲示板には、球速が表示されたが、学童野球の平均をはるかに上回る、MAX117キロを表示。「自己最速です」とニヤリ。
 「苦しい戦いでした。でも、その方が次につながるかも」と小林勇人監督は手応えを感じているようだった。

◆越中島、劇勝 旗の台、快勝

タイブレークで2得点し喜ぶ越中島ブレーブス

 越中島ブレーブスAが調布ファイタースに激勝だ。4−4でタイブレークに突入した8回表、勝利の女神が越中島にほほ笑んだ。
 1死二、三塁でスクイズを敢行するも空振り。万事休すかと思いきや、キャッチャーが悪送球。大ピンチから一転、決勝の2点が転がり込んだ。先制は越中島がスクイズで1点。調布の4点中の3点がスクイズ。最後もスクイズが明暗を分けた格好だが、三ツ橋成明監督は「3回戦もタイブレークだった。子どもたちの強い気持ちが勝利につながった」と興奮さめやらぬ様子。
 旗の台クラブは葛西ファイターズに快勝。初回に2点を先行されたが、2回に4点を入れて、一気に逆転。旗の台クラブは今秋の新人戦の覇者だけに侮れない。
 ▽準々決勝
レッドファイヤーズ(足立)8−2日野万タイガース(日野)  
深川ジャイアンツA(江東)2−1南大沢オークス少年野球部(八王子) 
 ※タイブレーク8回
越中島ブレーブスA(江東)6−4調布ファイターズ(調布)
 ※タイブレーク8回
旗の台クラブ(品川)6−2葛西ファイターズ(江戸川)
 
◇東京都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催
(東京中日スポーツ)

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