ポンペオ氏、イスラエル占領地訪問 米国務長官では初

2020年11月20日 11時02分
19日、ゴラン高原で発言するポンペオ米国務長官(右)とイスラエルのアシュケナジ外相=ロイター・共同

19日、ゴラン高原で発言するポンペオ米国務長官(右)とイスラエルのアシュケナジ外相=ロイター・共同

  • 19日、ゴラン高原で発言するポンペオ米国務長官(右)とイスラエルのアシュケナジ外相=ロイター・共同
【カイロ=蜘手美鶴】イスラエルを訪問中のポンペオ米国務長官が19日、イスラエルが占領するゴラン高原とパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地を訪問した。米国務長官では初。ロイター通信などが伝えた。
 ポンペオ氏はエルサレム近郊の入植地を訪れ、今後は入植地産の輸出品を「イスラエル産」とみなすと宣言。ゴラン高原では「ここはイスラエルの土地である」と述べた。
 ポンペオ氏の訪問に、パレスチナ自治政府は激しく反発。シリア政府も「挑発的行為であり、シリアの主権を侵害する」とする声明を出した。
 トランプ政権はイスラエル寄りの政策を進め、米大使館のエルサレム移転や占領地ゴラン高原の主権認定、ヨルダン川西岸の入植活動の容認など、歴代米政権の政策を転換してきた。
 イスラエルは1967年の第3次中東戦争でゴラン高原を占領し、81年に併合を宣言。占領下のヨルダン川西岸では入植活動を進め、国際社会からは非難を受けている。

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