<調布陥没>住民が連絡会設立へ NEXCO東日本に協議求める

2020年11月20日 12時02分
 東京外かく環状道路(東京外環道)のトンネル工事ルート上にある東京都調布市の住宅街で市道の陥没に続き、地中に空洞が見つかった問題で、工事による振動で家屋に亀裂などが生じた住民らが21日、「外環被害住民連絡会・調布」を結成する。問題発生後、住民団体の発足は初めて。

住宅街の市道で道路が陥没した現場(2020年10月18日、市川和宏撮影)

 陥没・空洞とトンネル工事の因果関係を調べている東日本高速道路(NEXCO東日本)に対し、調査の在り方や今後の安全対策、振動による補償問題を話し合う定期的な協議の場の設定を求めていく。今後すぐ隣にもう1本トンネルが掘られる計画の在り方についても議論する。
 20人規模で発足し、被害が出ている東つつじケ丘や若葉町の周辺で会員の輪を広げていく方針。代表にはルートのほぼ真上に住む滝上広水ひろみさん(71)が就く。陥没発生まで約1カ月、振動に悩まされ「これほど地上に影響を与える工事とは思ってもみなかった。平穏な日常を取り戻すため、代表就任を引き受けた」と語る。
 同じく連絡会に参加する丸山重威しげたけさん(79)は、自宅の外壁に亀裂が入り「工事の振動により損傷を受けた住宅はもっとあるはずだ。各戸の被害の実態調査をNEXCOと調布市に求めたい」と話した。(花井勝規)

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