渋谷に星空映し続けて コスモプラネタリウム10周年 きょうから記念イベント

2020年11月21日 07時59分

星と星座を投影するコスモプラネタリウム

 美しい星空を都心で楽しめる「コスモプラネタリウム渋谷」(渋谷区桜丘町)が開館10周年を迎えた。「渋谷のプラネタリウム」として長年親しまれた天文博物館「五島プラネタリウム」の所蔵品や思いを引き継ぎ、星空の魅力を伝え続けている。21日から、落語など星空解説と組み合わせた記念イベントを開く。 (岩岡千景)
 コスモプラネタリウム渋谷は二〇一〇年十一月、渋谷駅から徒歩五分ほどの総合施設「区文化総合センター大和田」十二階にオープンした。二十六万五千個の星のまたたきや色を再現した投影システムにより、肉眼で実際に見える夜空を追究。ロマンチックな映像空間を楽しめる。

コスモプラネタリウム渋谷の外観

 渋谷には一九五七年から、東急文化会館に「五島プラネタリウム」があったが、二〇〇一年に閉館。博物館で使われていたプラネタリウムを発明した独カール・ツァイス社製の投影機や展示品などは区へ寄贈され、コスモプラネタリウム渋谷へ引き継がれて施設内に常設展示されている。
 「五島」は昭和のデートスポットとしても知られたが、「コスモ」チーフ解説員の永田美絵さん(57)によると、現在の客層も二十代の若者が多く、休日には親子連れも目立ち、幅広い年代が訪れるという。

永田美絵チーフ=いずれも渋谷区で

 「開館翌年に東日本大震災があり今はコロナが感染拡大しているが、星を見上げることは希望につながる。都心の真ん中の貴重なプラネタリウムの灯を絶やさずにこられて感無量です」と十周年を迎えた感慨を語る。
 記念イベントは、二十一日午後七時〜春風亭柳朝(りゅうちょう)さんの落語(二千円)、二十二日午後二時と同六時〜音楽ユニット「アルケミスト」ライブ(同)、二十三日午後七時〜快眠へ誘(いざな)う投影「熟睡プラ寝たリウム」(大人六百円、小中学生三百円)。ライブは観客の背後から行うなど感染防止策をとる。
 チケットは、開催当日午前十時からロビーで販売。問い合わせは、コスモプラネタリウム渋谷=電03(3464)2131=へ。

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