「選挙結果変える理由ない」 ミシガン州議会幹部、トランプ氏と会談後に声明

2020年11月21日 22時08分

20日、米ワシントンのホワイトハウスの記者会見室に入るトランプ大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン=金杉貴雄】米大統領選で民主党のバイデン前副大統領が制した中西部ミシガン州の州議会共和党上下院トップは20日、トランプ大統領との会談後に声明を発表し「州の選挙結果を変更する理由はない」との見解を明らかにした。再集計を終えた南部ジョージア州も同日、バイデン氏勝利の結果を正式に確定。敗北を認めないトランプ氏が取りうる手段は限られてきた。
 ミシガン州議会の共和党上下院トップはトランプ氏の招きでホワイトハウスで会談。米メディアによると、2人は州の選挙結果の認定プロセスをトランプ氏に説明し、トランプ氏から直接の圧力はなかったという。トランプ氏の戦略は有権者の投票を覆し共和党多数の州議会が自身を勝者とする選挙人を選出するように仕向けることだとされるが、声明は応じない考えを明確に示した形だ。
 一方、ジョージア州のラフェンスパーガー州務長官は20日、同州でバイデン氏が勝利したとの選挙結果を正式に認証したことを明らかにし、ケンプ知事(共和党)も証明書に署名する考えを示した。ラフェンスパーガー氏は「数字はうそをつかない」と強調し同州は接戦だったため全票を手作業で再集計したが、バイデン氏がトランプ氏を約1万2000票差で上回った。
 トランプ氏は20日、「州知事と州務長官は、何十万もの違法投票を明らかにする(有権者の)署名を見せることを拒否した」と根拠不明の主張をツイッターに書き込み不満を示した。
 トランプ陣営は各州で訴訟を起こしているが、次々と退けられている。ジョージア以外の各州も、12月上旬までに選挙結果を正式に確定させる予定だ。

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