秩父黄金かぼすをPR 小鹿野が産地 生産者らCFで資金募集

2020年11月22日 07時39分

秩父黄金かぼすを手にクラウドファンディング(CF)への協力を呼び掛ける小菅さん(左)と南さん=小鹿野町で

 小鹿野町で親しまれている「秩父黄金(おうごん)かぼす」のブランド力アップを図ろうと、生産者や飲食店などでつくる「黄金のかぼす祭実行委員会」が、全国発送などに必要な資金をクラウドファンディング(CF)で募っている。目標額は八十万円。これまでに約二十五万円が寄せられており、実行委は「多くの人たちに秩父黄金かぼすのおいしさを知ってほしい」と協力を呼び掛けている。 (久間木聡)
 秩父黄金かぼすは、その名の通りレモンのような黄金色の実が特徴。JAちちぶカボス部会の有志が手間暇をかけて無農薬で育て、独特の甘酸っぱさがある。
 町内ではサンマや麺類、肉料理、サワーに使われているが、市場にはほぼ出回っておらず、文字通り「地産地消」の食材。知名度向上のため、今年一、二月に町内の十七店舗が参加して「秩父かぼす黄金の雫祭(しずくさい)」を開催し、訪れた人たちに秩父黄金かぼすを使った多彩な料理を振る舞った。
 雫祭が好評だったことから、実行委事務局の町産業振興課職員小菅旭央さん(28)と南翔太さん(28)が中心となり、生産者とも協議を重ねて今回のCFを発案。十二月四日〜来年一月十七日には、十八店舗が参加する「黄金のかぼす祭」の開催も決まった。
 小菅さんによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響とサンマの記録的な不漁で、一般的な緑色の町産カボスの需要も低下。出荷量も例年に比べて減少しており、「秩父黄金かぼすのPRを通してカボス生産者を応援していきたい」としている。
 CFの受け付けは十二月十三日まで。詳細はCFサイト「キャンプファイヤー」のホームページから。問い合わせは、小鹿野町黄金のかぼす祭実行委事務局=電0494(79)1101=へ。

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