レーシングカー激走を体感 県立宇工高脇の公道 「生徒たちの心に火」

2020年11月23日 07時50分

生徒たちが見守る公道でエンジン音を響かせるレーシングカー=宇都宮市で

 宇都宮市の県立宇都宮工業高校脇の公道で、レーシングカーのデモ走行があった。新型コロナウイルス感染症の影響で学校行事ができない同校の生徒のため、ものづくりの技術者育成で連携している企業やレーシングチームなどが協力した。生徒たちはレーシングカーのスピード感やエンジン音を間近で楽しんだ。 (小川直人)
 スーパーGT・GT300クラスのレーシングカーや、同校科学技術研究部が組み上げた電気自動車(EV)のフォーミュラーカーなど四台が、閉鎖された直線約四百メートルの公道に登場。爆音とともに両脇の歩道を埋めた同校機械科の生徒ら約百六十人の前を走り抜けた。四百メートルを十秒足らずで疾走する様子に、生徒たちからは「速いとしか言えない」とため息が漏れた。
 協力したレーシングドライバーの土屋武士さん(48)は「迫力は感じてもらえたと思う。車やレースに関心を持つことにつながれば」と話す。レース関係者は「ルールを守ってレースを戦っている。交通安全のルールを意識してほしい」と呼び掛けた。
 小島寛太郎さん(三年)は「将来は自動車関連の仕事をしたい。近くで見て速度や音を実感できた」と感激した様子。菅野光広校長は「ものづくり栃木を担う生徒たちの心に火をともせたのでは」と見守っていた。

関連キーワード

PR情報

栃木の新着

記事一覧