周庭氏ら民主派3人が収監 昨年のデモ扇動した罪などで

2020年11月23日 20時45分

23日、香港の裁判所に出廷する周庭氏(共同)


 【上海=白山泉】香港で昨年6月の反政府デモの際に警察本部を包囲する無許可デモを組織、扇動した罪などに問われた民主活動家の周庭、黄之鋒両氏ら3人の公判が23日、香港の裁判所であり、3人は保釈が認められず収監された。3人とも有罪判決を受けており、量刑は12月2日までに言い渡される。
 周氏は日本では「民主の女神」と呼ばれており、収監されるのは初めて。外国勢力と結託して国家安全を脅かしたとして香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで8月に逮捕されたが、保釈中だった。
 公判に先立ち3人は記者会見を開き「収監される準備はできている。監禁されてもこの苦しいときから逃げるつもりはない。外はもっと厳しいがみんなもがんばれ」などと述べ、支持者らに民主化活動の継続を呼びかけた。
 周氏らは2014年の大規模デモ「雨傘運動」に参加して以来、香港の民主化を求める若者の象徴的な存在。黄氏は雨傘運動に絡む罪で昨年6月まで服役していた。
 香港では今年6月末に統制を強化する国安法を施行。民主活動家への弾圧を強める中、黄氏は中国政府を批判する言論を発信し続けていた。

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