東京で新型コロナの検査拒否したら5万円以下の罰則? 最大会派が条例案提出へ

2020年11月25日 10時48分

東京都庁

 東京都議会最大会派・都民ファーストの会は24日、新型コロナウイルス感染症対策として検討中の都民への罰則付き条例案について、一部を修正した上で、既存の都新型コロナ対策条例を改正する条例案として30日開会の都議会定例会に提出すると発表した。

◆実効性を高めて蔓延防ぐ

 条例案は、感染疑いのある人が、正当な理由なく検査を拒否し、知事の命令にも従わなかった場合に行政罰(5万円以下の過料)を科すなどの内容。
 当初は、感染者が外出自粛要請に反して他人に感染させた場合や、事業者が休業要請に従わずに一定人数以上の感染者を出した場合も過料の対象にする方針だったが、他会派からの異論などもあり見送った。

◆検査拒否の罰則、成立すれば全国初

 同会派の伊藤悠都議は「検査に応じない人がいて保健所業務が必要以上に増えていることが背景にある。既存の都条例の実効性を高め、蔓延まんえんを防ぎたい」と話し「成立に向け、他会派の賛同を得られるよう働き掛けていく」とした。
 同会派によると、新型コロナの検査拒否に罰則を科す条例が成立すれば全国初。福岡県議会でも、感染経路の調査を拒否した場合に過料を科す条例案の制定を検討している。(小倉貞俊)

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