郷土の原風景を投影 栃木市出身、朝ドラ執筆中の脚本家・八津さん市長訪問

2020年11月25日 07時28分

大川秀子市長(右)を訪問した脚本家の八津弘幸さん=栃木市で

 栃木市出身でNHK連続テレビ小説(通称・朝ドラ)「おちょやん」の脚本を担当する八津弘幸(やつひろゆき)さん(49)が二十四日、同市の大川秀子市長を訪問した。六月から市内の実家でリモートワークを続ける八津さんは「多くの市民がコロナ禍で苦労されている。頑張ろうと思える朝ドラに仕上げたい」と語った。
 「おちょやん」は三十日に放送開始。女優の杉咲花さん演じる主人公は苦境を次々と乗り越えていく元気キャラで、八津さんは「見た人が自分も、という気持ちになってもらえればうれしい」と話した。物語に登場させた竹林は少年時代に見た郷土の原風景を投影したという。
 リモートワークは「静かで都内に比べ仕事がはかどる。台本の半分以上が栃木市からの発信」と話す。台本執筆に追われて寝不足が続いているという八津さんに、大川市長は「市出身者の活躍は市民の誇り。頑張って」と激励した。
 八津さんは合併前の藤岡町生まれ。佐野日大高、日大芸術学部を卒業後、脚本家や漫画原作者として活躍。代表作は「半沢直樹」「下町ロケット」など。市のふるさと大使も担い、昨年十月の台風19号では襲来直後に都内から駆けつけて見舞金三十万円を市に贈った。(梅村武史)

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