マラドーナ氏死去 60歳、サッカー元アルゼンチン代表

2020年11月26日 09時15分

ディエゴ・マラドーナさん=ロイター・共同

 史上最高のサッカー選手の一人、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが25日、ブエノスアイレス近郊の自宅で死去した。同国メディアによると心不全を起こしたという。10月30日に60歳になったばかりだった。左頭部に硬膜下血腫が見つかり、11月3日に手術を受けていた。アルゼンチンのフェルナンデス大統領は、同国が3日間の喪に服すると発表した。
 小柄ながら左足を駆使した絶妙の足技で「天才児」などと呼ばれ、アルゼンチンを1986年ワールドカップ(W杯)優勝、90年W杯準優勝に導いた。半面、現役時代から薬物使用などの問題も起こした。
 60年にブエノスアイレスで生まれ、15歳でプロデビュー、16歳でアルゼンチン代表に選ばれた。優勝した86年W杯メキシコ大会準々決勝のイングランド戦で決めた、約60メートルをドリブルで独走した「5人抜きゴール」と、ヘディングに見せかけて手でボールを入れた「神の手ゴール」の2得点はあまりに有名だ。
 97年に現役を引退。2000年に心臓発作を起こし、キューバで薬物中毒の治療を受けた。04年春にも重体となったが、極度の肥満を胃の縮小手術で解消するなど健康を取り戻し、08年11月に母国の代表監督に就任。10年W杯では準々決勝でドイツに敗れた。(東京、サンパウロ共同)

PR情報