俳句の街で芭蕉に思いはせ 江東で21年ぶり 来月「奥の細道サミット」

2020年11月26日 07時28分

隅田川を望む芭蕉像=江東区常盤で(区提供)

 江戸時代の俳人・松尾芭蕉ゆかりの自治体や関係機関が集まる「奥の細道サミット」が12月5日、江東区で開かれる。トークショーやスタンプラリー、展示会などの関連イベントで「俳句の街」をアピールする。 (浅田晃弘)
 江戸時代前期の元禄二(一六八九)年、芭蕉が弟子の河合曽良を伴って江戸を旅立ち、東北や北陸地方を巡り歩いた紀行「おくのほそ道」三百年を契機に始まったサミットは、これが三十三回目。芭蕉が暮らしていた庵(いおり)のあった江東区での開催は、二十一年ぶり、二回目となる。
 メインイベントとなるトークショーは十二月五日、深川江戸資料館で開催。エッセイストの岸本葉子さんの司会で、いずれも俳人の長谷川櫂(かい)さんとドゥーグル・J.リンズィーさんが「これからの俳句」をテーマに語る。芭蕉のほか、江戸時代後期に活躍した小林一茶、昭和を代表する俳人石田波郷の三人と江東区のゆかりを紹介する映像も上映。要予約。区役所文化観光課=電03(3647)9819=へ申し込む。
 展示会は、十一月二十七日〜十二月六日、区内十一の文化施設で開かれる。区文化センターで「江東区俳句連盟とゆかりの俳人・歌人」と題し、約七十年にわたる俳句連盟の活動を振り返るほか▽「大島・城東地区の句碑」(東大島文化センター)▽砂町に暮らした石田波郷(砂町文化センター)▽マンガで見る「奥の細道」(森下文化センター)▽映画監督 小津安二郎の俳句(古石場文化センター)▽大島に住んだ歌人 伊藤左千夫(総合区民センター)−などが企画されている。
 十一施設を巡るスタンプラリーは「紙」と「モバイル」の二種類。文化観光ガイドによる「芭蕉ゆかりのまちあるきツアー」もある。問い合わせは区芭蕉記念館=電03(3631)1448=へ。

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