HIV、多様な視点で啓発 世界エイズデーに合わせ オンライン講座など催し

2020年11月26日 07時27分
 12月1日の世界エイズデーに合わせ、エイズ(後天性免疫不全症候群)の啓発や情報発信をするイベント「TOKYO AIDS WEEKS 2020」が開かれている。来月15日までの期間中、エイズウイルス(HIV)や性、メンタルヘルスに関するオンライン講座やトークなど20を超える催しがある。
 HIVに関する支援をする認定NPO法人「ぷれいす東京」(新宿区)などでつくる実行委員会が主催し、6年目。コロナ禍の今年はオンライン企画も多い。
 新型コロナの感染拡大で、4〜6月に保健所などで実施されたHIV検査数は前年の4分の1まで減少。コロナ対応により無料で検査できる保健所が検査を縮小していたり、外出自粛で検査を受けづらくなったりしている影響があるという。
 支援団体などは検査が遅れることで、感染拡大や、発症してからHIV感染に気付く人が増えることを懸念。検査の重要性やHIV感染、エイズについての情報発信に力を入れている。
 イベントは▽来月3日「マンガはエイズをどう描いてきたか?」▽6日「ポジティブ・トーク〜HIV陽性者とかたる」▽12日「多様なジェンダーと性の健康」−など。事務局のぷれいす東京の生島嗣(ゆずる)さんは「まだまだ感染症への差別・偏見は根強い。この機会にHIVについて考えてもらえれば」と話す。一部有料イベントもある。詳細、申し込みは「東京エイズウィークス」のサイトへ。 (奥野斐)

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