水色の等々力に歓喜と拍手 フロンターレ、J1最速V 「今年は本当に強かった」

2020年11月26日 07時32分

J1史上最速の優勝を果たし、喜ぶ川崎イレブン。中央は金色の風呂桶の中で銀色の風呂桶を掲げて喜ぶ中村選手=いずれも川崎市中原区の等々力陸上競技場で

 サッカーJ1の川崎フロンターレが二十五日、ホームの等々力陸上競技場(中原区)で、J1史上最速の優勝を決めた。今季の強さを象徴するような試合運びで二位のガンバ大阪を圧倒。優勝の瞬間、チームカラーの水色で埋まったスタジアムは、静かな歓喜と温かな拍手に包まれた。 (安藤恭子、中山洋子)

「優勝」のプラカードで応援する濱島晃希ちゃん=川崎市中原区で

 「優勝」のプラカードを首から下げて家族で応援したのは多摩区の濱島晃希ちゃん(4つ)。母の夏季さんは「フロンターレが優勝した試合の時はいつも必ず持ってきた。げん担ぎです」と祈った。同僚らと観戦に来た東京都中野区の会社員前川陽彦さん(47)は「今年はコロナの影響で入場制限が続き、なかなか等々力に来られなかった。今日は中村憲剛選手の雄姿を目に焼き付けたい」と意気込んだ。
 サポーター歴十五年の宮前区の会社員堂薗圭一郎さん(50)は、優勝が決まるとスタンドで目を潤ませた。「フロンターレはいつも僕らを楽しませてくれる仲間のような存在。今年は本当に強かった」

スタンドで応援する川崎のサポーター

 今年のフロンターレは劇的な展開が続いた。新型コロナウイルスの影響で約四カ月にわたり試合が中断。七月の再開後は快進撃を続け、十月三十一日には十二連勝の同一シーズン最長記録をマーク。ところが翌日には八月にけがから復帰し、この試合で決勝弾を放った中村憲剛選手が引退を表明。その後は一勝一分け二敗と足踏みしていた。
 福田紀彦市長は「新型コロナの影響で暗い話題が多い中、これまで以上に市民に勇気と元気をもたらしてくれた」とコメントを出した。

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