腹部を銃で撃たれ搬送、反体制派デモ過熱 タイ・バンコク

2020年11月26日 22時25分

25日、バンコクで、王室系銀行の前で、王室資産の透明化などを訴える反体制デモの参加者(岩崎健太朗撮影)

 【バンコク=岩崎健太朗】タイのバンコクで25日に開かれた反体制派のデモ集会で発砲音があり、参加者の1人が腹部を銃で撃たれて病院に搬送された。地元メディアによると、1万人近くが参加した集会の終了直後の午後10時すぎ、爆竹のような破裂音と数発の発砲音がした。現場で男が取り押さえられ、銃や銃弾が見つかった。警備担当者は「私的な問題か、政治的な動機かは分からない」と話し、警察は「学生同士のけんか」とみている。
 17日には、デモ隊と王室支持派との衝突で6人が銃で撃たれて負傷したとされるが、銃撃状況などは判明していない。デモが過熱する一方、ワチラロンコン国王は25日夜、支持者の熱烈な歓迎を受けながら式典に出席。王室支持派の代表に「偽りのニュースやゆがんだ情報に対抗しなければならない。何が正しく、間違っているのか、人々が真実を知る手助けを」と語り掛けた。

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