<新型コロナ>「新たに2万床準備を」 政府の分科会メンバーら緊急提言

2020年11月27日 08時00分

新型コロナウイルス(NIAID提供)

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会のメンバーで、東京財団政策研究所の小林慶一郎研究主幹ら有志は26日、政府が新たに財源を確保し、コロナ患者病床の増床など医療体制を拡充するように求める緊急提言を発表した。
 小林氏らは、英国の4月の感染状況を踏まえ、日本では約5万床が必要になると指摘する。政府は感染ピーク時、約2万8000床を用意できるとしているが、さらに2万床を準備すべきだという。
 医療体制の拡充に協力する医療機関には、コロナ患者への対応で減る診療報酬を昨年並みに保証することを求める。このほか、医師や看護師を別の医療機関に派遣した場合は協力金を出したり、コロナ患者の治療に当たる医療従事者に危険手当を出したりするよう求めた。
 全国にはまだ、コロナ患者用に転用可能な一般病床があると分析し、小林氏は「コロナ対策に手を挙げる医療機関を増やすために、まずは資金面で支える仕組みが必要だ」と話した。(土屋晴康)

関連キーワード

PR情報

新型コロナの新着

記事一覧