<新型コロナ>県内感染1000人超 11月は中高年の割合増 県、予防策徹底呼び掛け

2020年11月28日 07時32分
 新型コロナウイルスの感染が再び全国的に拡大する中、群馬県内でも二十日、累計の感染確認者が千人を超えた。二十一日時点の十一月の感染確認者は十月の一カ月と比較し、四十代以上の中高年層の割合が上昇。重症化リスクの高い高齢者の割合も増えている。年末年始を控えて会食の機会が増える時期を迎える中、県はマスク着用など拡大防止策の徹底を呼び掛けている。 (池田知之)
 県の統計によると、十月の感染確認者百九十九人のうち、三十代以下は半分を超える62%を占めた一方、四十〜五十代が20%、六十代以上が18%。これに対し、十一月一〜二十一日では、百三十三人のうち、三十代以下は47%と半数を割り込み、四十〜五十代は25%、六十代以上が28%とそれぞれ増えた。
 県内で初めて感染者が確認されたのは三月七日。四月には、伊勢崎市の有料老人ホームでクラスター(感染者集団)が発生し、一日当たりでは最多の三十五人の感染が確認された。
 五〜七月の感染確認は散発的となり一服したが、八月に入ると前橋市のホストクラブでクラスターが発生し、九月には県東部で外国籍の人々の感染確認が増加。八〜九月の感染確認者では五百十四人のうち、三十代以下は66%と目立ち、四十〜五十代は25%。六十代以上は9%だった。
 十一月以降に中高年層の感染確認者の割合が増えていることに、県感染症危機管理室の担当者は「自粛していた世代の人たちが活動的になっているためでは」と推測。これから忘年会や新年会など会食の機会が増える中、「マスクを着けての会食を習慣化してほしい」と強調する。
 さらに冬には感染者の増加も予想される。県内では普段の生活で自家用車が多く使われるため、担当者は「車は狭い空間で密閉になりがち。換気に努めてほしい」と呼び掛けている。

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