カプセルホテル改造したワーキングスペース 簡易ベッド取り払い机、椅子

2020年11月28日 14時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大を契機にテレワークの普及が進み、時間単位で貸し出す街中のワーキングスペースも増えている。今月オープンした東京都新宿区の「パセラのコワーク」新宿南口駅前店で、カプセルホテルの簡易ベッドを改造して個室の提供を始めたと聞き、訪ねた。(写真と文、木口慎子)

2段のカプセル区画を改造して作ったワーキングスペース。ロールスクリーンを下ろせば、ほぼ個室になる=東京都新宿区のパセラのコワーク新宿南口駅前店で

 従来営業しているカプセルホテルのうち2フロアを改装した。上下2段分のカプセルを使った個室は17室あり、横幅1メートル、奥行き2メートル、高さ2.2メートルで、机と椅子が置かれている。上段の床と下段の天井を取り払って作った空間は、入るときに腰をかがめる必要があるが、中に入れば真っすぐ立つことができる。

◆宿泊客数戻ればベッドにしてカプセルホテルに

 天井が高いので圧迫感はさほど感じず、ベッドに備え付けられていたロールスクリーンを下ろせば、他人の視線を気にせず集中できそうだ。枕元のアラームや空気清浄機は備え付けられたままで、今後、宿泊客数が戻るなど状況が変わればベッドに戻すことも可能だという。カプセルホテルは男性専用だが「コワーク」は男女とも利用できる。

カプセルホテルに備え付けのアラームや空気清浄器はそのままに、パソコンモニターや文具類のレンタルアイテムを充実させた。横幅は約1メートルで、高さが約2.2メートルあるため圧迫感を感じにくい=東京都新宿区のパセラのコワーク新宿南口駅前店で

 仕事で利用していた男性(45)は「隔離感があり、ウェブ会議がやりやすい。ウェブ会議の相手にもどこにいるのと面白がられました」と話していた。営業時間は午前9時~午前零時で料金は1時間500円など。

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