クラフトマン部門・最優秀賞に小林さん輝く 「夢を泳ぐ人魚の靴」 奥浅草「靴のめぐみ祭り市」きょうまで

2020年11月29日 07時07分
 第46回靴のめぐみ祭り市が28日、奥浅草の玉姫稲荷神社(台東区清川2)で開幕した。靴業者らによる実行委員会(轟豊蔵会長)の主催。初日は日本シューズベストドレッサー賞・クラフトマン部門の審査結果が発表され、最優秀のグランプリには小林圭那子さん(27)=千葉県市川市、写真=が制作したハイヒール「夢を泳ぐ人魚の靴」が輝いた。 (井上幸一)
 若き才能の発掘を目的としたクラフトマン部門は六回目。募集テーマは、コロナ禍を意識した「今だからこそ、夢を創れ」で、全国から七十三点の応募があった。入賞作品六点から各賞が読み上げられた。
 グランプリの小林さんは現在、都立城東職業能力開発センター台東分校(台東区花川戸)で靴づくりを学んでいる。取材に「瀬戸内海を望む岡山県の海沿いの街で育ったので、海への思いが強い。人魚の尾びれをイメージした。夢を詰め込んだ靴が評価されてうれしい」と喜びを語った。
 準グランプリは台東分校の同じ教室で学ぶ中嶋星弥さん(27)=埼玉県狭山市=の「ウォレッパ」。財布のように折り畳めるスリッパで、「おしゃれに持ち運ぶことができる」と作品を説明。「これから靴業界を引っ張っていければ」と意欲を述べた。
 この日は、十三回目を迎えたベストドレッサー賞の表彰式も。その年、最も靴の似合う著名人として、タレントの松丸亮吾さん(男性部門)、岡田結実さん(女性部門)、ルー大柴さん(シニア部門)が登場。自身がデザインした靴を、ミニファッションショーで披露した。
 祭り市は二十九日まで。午前九時〜午後五時。新型コロナの感染対策を取り、六〜八割引きで靴などを販売している。会場は、JR、つくばエクスプレス、東京メトロ日比谷線の南千住駅から徒歩十分ほど。
 クラフトマン部門の他の入賞者は次の皆さん(敬称略)。
【審査員特別賞】今野瑚子(台東区)
【デザイン賞】山本麻由(大田区)
【クラフト賞】太田誠(東大和市)
【アイデア賞】入江竜斗(京都府)

関連キーワード

PR情報