シモキタで若者のための施設、きょうオープン 一緒に暮らして知識もシェア 来年4月入居の40人募集

2020年12月1日 07時09分

下北沢駅近くに誕生した、住むことと学ぶことが一体となった新しい施設「シモキタカレッジ」

 学生らが共同生活を送りながら、学び合う施設が12月1日、世田谷区代田に開業する。小田急電鉄(新宿区)が開発を進める「下北線路街」にあり、同社の担当者は「まちづくりは人づくり。まちの課題も若い学生と解決していきたい」と話している。 (岩岡千景)
 施設は「SHIMOKITA COLLEGE(シモキタカレッジ)」。小田急線の下北沢駅から徒歩三分の場所にある。
 高校生や大学生、若手社会人が一緒に暮らし、それぞれが学校や職場で得た知識をセミナーなどを開いて教える。年代を超えて交流し、知識や技能の応用力や問題解決の力を育む。同社によると、トップクラスの海外の大学は学生が成長するため全寮化する傾向があるという。
 施設の整備と運営は、同社と、教育事業を手掛けるエイチラボ(渋谷区)、小田急グループの不動産会社UDS(同区)の三社が行う。
 五階建てで、一人〜八人部屋が計約百室あり、共用の食堂やキッチン、リビング、ライブラリーなどを備える。共有空間を広くとるなど住んでいる若者たちの交流を促す設計だ。
 十二月から試験的に入居を開始。現在、来年四月から入居する大学生と若手社会人の男女約四十人を募集している。面接などの選考がある。高校生の受け入れは二〇二一年度から。新型コロナ感染防止のため大人数の居室は当面使わない。
 小田急電鉄は、鉄道地下化に伴って生まれた、下北沢を挟む東北沢駅−世田谷代田駅間約一・七キロの鉄道跡地(約二万七千五百平方メートル)を「下北線路街」と名付けて開発を進めており、二〇二一年度までにシモキタカレッジなど十三施設を整備する。
 シモキタカレッジの入居希望者向け説明会は十二月に五回開かれる。申し込みは、エイチラボホームペーシモキタカレッジの入居希望者向け説明会は十二月に五回開かれる。申し込みは、エイチラボホームページ=https://h-lab.co/residential-college/shimokitazawa=へ。

1階の入り口付近に設けられた食堂。ここを通らなくては居室に入れず、交流を促す設計になっている=いずれも世田谷区代田で


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