新旧横浜市庁舎設計者を紹介 建築家2人の足跡たどる 模型や写真を2会場で展示

2020年12月1日 07時11分

新市庁舎の模型などが並ぶ「Temporary」の会場

 横浜市の新旧市庁舎を設計した建築家2人が手掛けた建築物や業績を紹介する展示が、横浜市中区の歴史的建造物を生かした芸術拠点「BankART(バンカート) KAIKO(カイコ)」と「BankART Temporary(テンポラリー)」で開かれている。月曜休館、27日まで。 (志村彰太)
 旧横浜生糸検査所付属倉庫を再現した建物の「KAIKO」では、旧市庁舎を設計した村野藤吾(一八九一〜一九八四年)を紹介。旧市庁舎に加え、村野の建築で初めて国重要文化財(重文)になった「宇部市民館」(現・渡辺翁記念会館)、戦後建築初の国重文「世界平和記念聖堂」、自然と調和する設計が特徴の「箱根プリンスホテル」(現在はザ・プリンス箱根芦ノ湖)などの模型や写真を展示している。
 旧横浜銀行本店別館を使い本年度限定で開設している「Temporary」では、新市庁舎の意匠設計を手掛けた槇文彦さん(92)の業績を紹介。新市庁舎のほか、東京体育館、東日本大震災からの復興を期して造られた「希望の家」(宮城県名取市)などの写真と模型が並ぶ。二会場共通チケットは一般千六百円、横浜市民と学生は千円など。問い合わせは、展覧会開催連絡協議会=電045(663)2812=へ。

旧市庁舎の模型などが並ぶ「KAIKO」の会場=いずれも横浜市中区で


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